収納力&インテリア性を両立させた家具設置♪@新築マンション その3
2022.04.24.Sun
都心の新築マンションをご購入されたお客様宅に
ご家族のライフスタイルにマッチした収納家具類を納品したケース、第3回目❗️
遡ると
最初のヒアリングから納品まで、約半年。
はじめましてのお電話から、マンションの展示場見学&ヒアリング、打ち合わせ、内覧会及び現地調査、zoomでの打ち合わせ・・・
本当に「共創」と呼ぶにふさわしいプロジェクトでした
マンションにおける収納スペースの現実
マンションについてのあるあるは。。。


家族の人数、ライフスタイルに合わせる
東京で、最近開発が進んでいる人気エリアに建つ高層マンションを購入されたY様。
それもなんと最上階で100㎡を超す専有面積です。
住まれるのは、Y様ご夫妻と3人のお子様 + ご両親 + 奥様の妹様。
それぞれに個室があってプライバシーは確保できますが、やはり全員の所有物を使いやすく収納するには工夫が必要です。
打ち合わせは、子育てに追われる奥様に代わって、主にご主人さまと行っていきました。
洗面脱衣室は美しくくらすためのキースペース
最近、洗面脱衣室は「ユーティリティー」とも呼ばれています。
そのワードのイメージ通り、便利で、合理的で、多目的・・・みたいな。
顔を洗って、歯を磨き、お風呂に入るために服を脱ぐだけの場所ではない、ということですね。
家の中では、影のスペース?!ではありますが、
ここを上手に使いこなすと、LDKという「ハレ」の場所が散らからず、気持ちよく暮らせます。
Y様宅の洗面脱衣室収納作戦は
まず洗濯機の上のスペース攻略から!
壁と壁に挟まれてるから、取付もやや難易度高し、です。
ここには、洗剤や柔軟剤、入浴剤やシャンプーやトリートメントの買い置きなども収納できますね。
吊戸棚の下にはパイプを取り付けます。
ハンガーをかけておけば、洗濯機から洗濯物を取り出し、ここで素早くかけられます。
これもマストアイテム
奥行は深いほど使いにくい
突然ですが。
木造の寸法は、尺モジュール(基本寸法 91cm)が基本。
家づくりはこの「尺」という単位で作られてきました。
91センチは3尺。 押入の奥行として設定される寸法です。
確かに、お布団をたたんでしまうにはこの寸法がベストですが、
クローゼットとして洋服を収納するには、少々持て余してしまう深さです。
さて、Yさん宅のユーティリティーにも、なんとこれに近いの深さの収納スペースがあったのです。
最初見たとき、
ここ、どうするの
って笑
上段も下段も同じ深さで、
とっても重くて大きい棚板が3枚ずつありました。
だけど、奥なんて手が届かない
まず、
布団をしまうのでないなら、
この手の深さの空間は
引き出して使う収納スタイルがおススメです。
下段は扉も外してしまって、
引き出しキャビネットをすっぽり入れました。
これなら奥まで使えますよね
タオル、下着、ナイトウェア…
たっぷり収納できます!
さて一方。
上部は引き出しにするには不具合があります。
引き出しは俯瞰で見るのが基本ですから、
目線より上では手探りになってしまいます
高い部分は別の使い方を考えなくては・・・
とにかくスペースを使い尽くしたいのです。
手が届かない高い部分も有効に使いたい!
そこで…
リフトハンガー
天井近い高さにまで、衣類を吊すことができます。
下の方にはスペースが残っているので、
畳んで積み重ねるか、カゴを使って整理しても良いかもしれません。

