収納力&インテリア性を両立させた家具設置♪ @新築マンション その1
2022.04.22.Fri
今日から数回にわたって、都心の新築マンションをご購入されたお客様宅に
ご家族のライフスタイルにマッチした収納家具類を納品した例をご紹介しますね
最初のヒアリングから納品まで、約半年。
はじめましてのお電話から、マンションの展示場見学&ヒアリング、打ち合わせ、内覧会及び現地調査、zoomでの打ち合わせ・・・
本当に「共創」と呼ぶにふさわしいプロジェクトでした。
マンションにおける収納スペースの現実
マンションについてのあるあるは。。。
①収納スペースが足りない。
②与えられた収納スペースが、理想の収納スタイルと物量にマッチしていない。
③そもそも収納家具がない。
①について;都心のマンションにあるあるです。
利便性は良いのですが、その影響で専有面積がどうしても小さくなる。
部屋をすこしでも多くつくりたい為、収納スペースの確保が難しい。
②について:家族の人数や年代だけとっても、モノの種類や量は全く違います。
お部屋の使い方だって様々。
例えば、
「この部屋、寝室として使いたいけど、寝具を収納するところが無い」とか。
結果、寝室として設定された別の部屋から出し入れすることに。。。
③概ねの新築マンションでは、
キッチンの背面に置きたいカップボードはオプションとして用意されています。
Y様に限らず、度々プランと見積書を拝見するのですが、
けっこう高い割に使い勝手悪いと思う・・・
家族の人数、ライフスタイルに合わせる
東京で、最近開発が進んでいる人気エリアに建つ高層マンションを購入されたY様。
それもなんと最上階で100㎡を超す専有面積です。
住まれるのは、Y様ご夫妻と3人のお子様 + ご両親 + 奥様の妹様。
それぞれに個室があってプライバシーは確保できますが、
やはり全員の所有物を使いやすく収納するには工夫が必要です。
打ち合わせは、子育てに追われる奥様に代わって、主にご主人さまと行っていきました。
生活する上で必要なものを加えていこう
収納ではありませんが、これも必ずと言ってよいほど、マンションを購入されたお客様からあるリクエスト。
それは、玄関近くの姿見用のミラーです!
Y様邸でも、家族全員が使う玄関ホール~廊下に設置しました。
巾木の上から天井まで、すっと伸びたシンプルなミラー。
両面テープと接着剤で固定。
移動はできませんが、これなら場所もとりません。
キッチンの背面収納
キッチンはもちろん設置されていますが、
その後ろに欲しい収納家具はオプションです。
ここには、
電子レンジ・トースター・炊飯器・コーヒーメーカーなどの家電品、
食器類、
ゴミ箱などを置きたいですよね。
へこんだところは冷蔵庫を置く設定になっています。
右隅にあるコンセント。
これを利用します
キャビネットを少しずつ搬入・・・
完了です
オープンになっているところに、家電製品を置いていただきます
今回は電気工事を行わない設定でプランしたので、
もともとあったコンセントから、家具の後ろに配線を通し、左側にも分配しています。
キッチンの延長でカウンター&収納を
そしてY様宅は、
キッチンの横のスペースがなぜかとても広かったので、
ただの通路にしてしまうのはもったいないと思い、
カウンター収納をご提案しました
手前には椅子に座って軽い食事もできるよう、お膝が入る15センチほど引っ込めてあります。
手前には引出を。
画像では分かりにくいですが、上段の引き出しは二つに分かれています。
小さな食器やコップ類、カトラリー、そして、お菓子や食品のストックなどを入れていただくのも良いかと思います
まだまだキッチンに納めたいものはあるかと思いますが、
なるべくストイックに、ここに納まる量を意識して調整していただきたいと思います。
さて次は、これまたマンション収納計画に欠かせない、テレビ廻りの家具をご紹介します!
つづく