築31年のマンションリノベーション @名古屋市 その①
2022.06.16.Thu
昨年の8〜9月は二つのマンションリノベーションが同時進行しました。
①不動産会社様からのご依頼で、予算が決められたリノベーション
②菓子製造業許可をもつレンタルキッチン付きスペースへのリノベーション
どちらも工期一ヵ月強を要するリノベでした。
まずは
①のリノベからお伝えしていこうと思います
一番最初に対象物件の現場調査に伺ったときには
以前の住人の家財道具がそのままの状態でした。
じっくりみていくと・・・
ご家族には子供さんもいたようでしたが
3LDKのうちの一部屋は納戸になっていて、
衣類をはじめ、なんやらかんやらが詰め込まれていて
外部に面する窓まで辿り着けなかったほど。
【物件情報】
・築31年
・約78㎡ (バルコニー約16㎡)
・3LDK
・地下鉄駅がとても近い
現地を観ての印象は・・・
・外観オシャレ!大通りに面していてちょっとしたランドマーク的存在
・エントランス清潔
・全体的に古さを感じない
・異形な間取りがユニーク
・玄関ホールが広い
これはおもしろいぞぉーとワクワク
さて。いつもと決定的に違うのは、
「(ヒアリングする)お客様が存在しない」ということです。
与えられた条件と、現地調査からキャッチした印象で
住む人をイメージして空間をデザインし、
気に入っていただき購入に結び付ける。
これが今回のミッションでした。
そこで、想定したのが以下の方々!
★一人暮らしの男性
★一人暮らしの女性
★カップル
★夫婦と小さな子供さんが一人
実際のところ、
賃貸ではなく分譲なので、
最後の、小さな子供さん「有」は
確率的に低いかなぁ・・・と思いましたが、他の条件が強く作用すれば
あるかもしれないと。
以前の住人様も子供さんが居たみたいでしたし
一番先に住む人を想定するのは
間取りを考えるために必ず必要な条件となるからです。
既存の3LDKの「3」は洋間×2と和室でした。
いただいた予算ですと
残念ながら和室を洋間にすることが出来ないので
もしお子さんが見えるのなら、
洋室の一部屋を子供部屋にして
和室をご両親に寝室として使っていただこうという作戦。
では、もう一部屋余った洋間はどうするの・・・?
ってことですが。
ここはですね・・・
最後にお披露目しますね
次回からスペースごとにご紹介してまいります